君の事を想って寝る夜に見る夢で、
君に逢えたのなら。
例え、現実で何かに遮られた会話があったとしても、
夢の中で、
あの時の会話の続きが出来たら、
現実で会話が遮られた事実なんて、
どうでも良くなっちゃう。
それぐらいに、
夢の中でときめいている私がいる。
その現状に満足している私もそこにはいる。
私の現実での寂しさは
それで埋められちゃうのかなって思っちゃう。
でも、それと同時に、
夢の中で埋めたはずの寂しさよりも遥かに多い、
言いようの無い寂しさに包まれている自分もいる。
本当にそれで私は幸せなの?
本当に私は満足しているの?
満足しているのなら、
私はどうして寂しさに包まれて目が覚めるの?
何度も自問自答を重ねた。
けれど、答えは出なかった。
それでも今日もまた、
思ひ寝の夢のなかで、
君に会える事を望んで眠りにつくの。
夢の中のときめきと、
目が覚めた時の言いようの無い寂しさを折り重ねた先にある、
朝日の向こう側で待つ君に会うまで。
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私には片思いの人がいる。
いつ頃から仲良くなったか分からないが、
気が付いたら、会話をするようになり、
気が付いたら、
学校で過ごす時間の多くを君と過ごすようになったし、
LINEやTwitterとかでも、やり取りを重ねるようになった。
お話の内容やテンポや波長も本当に合うし、
一緒にいて楽しいし、
それに、一緒にいて気が楽なのだ。
いつからだろうか。
話したい事も共有したい事も、
どんどん溢れてきちゃって、
もっと君のそばにいたいと願うようになったのは。
夢の中でさえ、
君に会いたいと願うようになったのは。
君の事を考えながら寝れば、
夢の中でも会えるんじゃないかと私は考えた。
会えない日もあったけど、
会える日の方が圧倒的に多かった。
夢の中で君と一緒の時間を過ごせて、
私は本当にときめいて満足していた。
けれど、それ以上に寂しさも感じていた。
何度も自問自答したけど、
答えは出なかった。
それでも夜は平等に来る。
朝日の向こう側で待つ君は、
なんて返信をくれるのかな。
明日、君と何を話そうかな。
夜は平等に来る。
もうそろそろ寝ようかな。
思ひ寝の夢の中のときめきと、
目が覚めた時の言いようの無い寂しさを折り重ねた先にある、
朝日の向こう側で待つ君に会うまで。
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前に公開したもののリメイク版です。
詳細はここでは書きませんが、
割と時間が出来たのでやってみました。
これの詳細を話す機会は来るのだろうか…?
因みに、
これをリメイクしようと思ったのは、
個人的にリメイクがしやすそうだなってのと、
もっとこの作品に彩を付けてあげたいって思ったからです。
もっと軽いテイストにしたかったけど、
こんな感じなのかな。
これは満足のいく出来栄えになりました。
それはそれとして、
趣味の時間って大事ですな(切実)
では。