何度、
この夢を見ただろうか。
貴方と笑い合っている事。
一緒に課題を解決してきた事。
貴方と手を取り合って日々を過ごした事。
その夢で見てきたものは、
私には過去にあった現実であり、
そして私の希望であった。
しかし、
あの日、私の希望はすべて消え去ってしまった。
希望が消え去り、
私は深淵なる夜闇に包まれてしまった。
今日も夜が明けて、
朝はみんなに平等にやってくる。
でも、
私の中では夜が明ける事が無く、
未だに夜の中にただ1人、
置いてけぼりを食らっている。
今の私に出来る事と言ったら、
窓の外のランドスケープを眺める事ぐらい。
私の夜は、
いつになったら明けるのだろうか。
窓の外のランドスケープのように、
夜明けは来るのだろうか。
夜明けが来る事を信じてもいいのだろうか。
今日も私は、
窓の外のランドスケープを眺めながら、
夜明けが来る事を諦観している。
でも心のどこかで、
深淵なる私の夜が明ける事を、
微かながら信じている自分もいる。
そう。
私は、
ひとりぼっちの”デイブレイク・ビリーバー”。
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2021年も大晦日ですね。
このタイミングで、
この作品を公開したのは、
私自身、
2021年は夜闇に包み込まれてしまったかのように、
悩み、
そして勝手に潰れてしまったからです。
今は、
そんな夜闇が明けてくれる事を信じつつ、
体と心を休めながら過ごしています。
いちばんの”デイブレイク・ビリーバー”は、
私自身なのかもしれないですね。
そんなこんなで、
2021年も大変お世話になりました。
2022年のぼくを、
引き続きよろしくお願い致します。
では、
よいお年をお迎えください。